元記事:Compositor - Blender Developer Documentation

追加

  • Displace(ディスプレイス)ノードに補間オプションが付きました。(8b67050575)

  • コンポジティングノードツリーが独自のデータブロックとなり、blend ファイル間で再利用可能に。(bd61e69be5)

  • Split(分割)ノードが回転に対応しました。(8e966cceaa9a33108afc)

Split(分割)の回転
Split(分割)の回転
  • Alpha Over(アルファオーバー)ノードが、Disjoint(ディスジョイント)と Conjoint Over(コンジョイントオーバー)処理に対応。(0a152ddddf)
Alpha Over Disjoint(アルファオーバーのディスジョイント)
Alpha Over Disjoint(アルファオーバーのディスジョイント)
  • Translate(移動)Scale(スケール)Transform(トランスフォーム)Rotate(回転)Displace(ディスプレイス)Map UV(UVマッピング)Corner Pin(コーナーピン)ノードに Extension(延長)モードオプションが付きました。(ac82b70b87)、(00ed2030cb)、(b709984df6)、(ea94c0be22)、(481c524734)、(53832755ae)、(570f44a059)
Translate(移動)ノードのe Extension(拡張)モード
Translate(移動)ノードのe Extension(拡張)モード
  • Glare(グレア)ノードに Sun Beams(サンビーム)モードが付きました。従来のサンビームノードとほぼ同じですが、非常に簡単に使用でき、すぐ高品質な結果が得られます。(148eb703e1)
元画像 旧サンビームノード グレアのサンビーム
元画像
元画像
旧ノード
旧ノード
新ノード
新ノード
  • また、新しいJitter(ジッター)入力も付き、ノイズの増加やグラニーな出力と引き換えにノード実行がスピードアップします。また、アーティスティックな見た目にするのにも便利です。(b7742e6988)
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ジッターなし ジッター0.8
280ms 70ms
ジッターなし
ジッターなし
ジッター0.8
ジッター0.8
  • 新しい Convolve(畳み込み)ノードが追加。(fdf95b53fa)
Convolve(畳み込み)ノード
Convolve(畳み込み)ノード
  • 新しい Compositor(コンポジター)シーケンサーストリップモディファイアーが追加されました。(73fcbaf7c4)

  • 新しい Kernel(カーネル)オプションが Glare(グレア)ノードに追加、指定のカーネルでハイライトを畳み込みします。(48ba7b7745)

  • Menu(メニュー)ソケットと Switch Menu(メニュースイッチ)ノードがコンポジターに対応しました。(a565e96f6c)

  • コンポジターノードエディターに Asset Shelf(アセットシェルフ)が付きました。(0a0dd4ca37)

  • ビルトインのアセットがコンポジターに追加されました。(d4e90beab6)

    ビルトインのアセットシェルフ
    ビルトインのアセットシェルフ
    • Chromatic Aberration(色収差): レンズの色収差によるカラーフリンジをシミュレートします。
    • Sensor Noise(センサーノイズ): カメラセンサーが生成するランダムピクセルノイズをシミュレートします。
    • Vignette(ビネット): 端を暗くします。
    • Sepia(セピア): 茶色のチントで古い写真の色調を模倣します。
    • Split Toning(トーン分離): ハイライトと影に別の色を付けます。
    • Tune Image(画像調整): コントラスト、鮮明度、シャープを強調します。
    • Unsharp Mask(アンシャープマスク): 画像をエッジに沿ってコントラストを上げることでシャープにします。
    • Retime(リタイム): 現在のシーンフレームを変更することで、連番画像のオフセットや速度、ステップ数を変更します。
    • Separate Spherical(球面座標分離): 直交座標系 (X, Y, Z) のベクトルを球面座標系 (R, Φ, Θ) に変換し、各成分に分けて出力します。
    • Combine Spherical(球面座標合成): 球面座標系 (R, Φ, Θ) を直交座標系ベクトル (X, Y, Z) に変換します。
    • Separate Cylindrical(円筒座標分離): 直交座標系 (X, Y, Z) のベクトルを円筒座標系 (R, Φ, Z) に変換し、各成分に分けて出力します。
    • Combine Cylindrical(円筒座標合成): 円筒座標系 (R, Φ, Z) を直交座標系ベクトル (X, Y, Z) に変換します。
  • 新しく Convert to Display(表示色空間に変換)ノードが追加されました。ほとんどのワークフローではシーンと File Output(ファイル出力)ノードのネイティブのカラーマネージメントオプションを使用することをお勧めします。ただし、一部の高度なユースケースでは、コンポジターで変換を手動で実行できます。通常、シーンで Raw ビュー変換と組み合わせて使用します。PR#145069)

変更

  • ジオメトリノード同様、大半のノードのマッチする入出力ソケットが一列に並ぶように。(17e82ff030)

  • Lens Distortion(レンズ歪み)ノードが、透過度を維持するように。(3883a88d4e)

    旧

    新

  • Glare(グレア)ノードの Low(低)と Medium(中)品質が改善、もう小さなハイライトを見逃すことはなくなり、フレーム間でハイライトが変わっても安定するようになりました。(0a4b92678c)

    • The Fog Glow(フォググロー)モードがよりリアルに。(c1f52b8e91)
      >

      旧

      新

  • The Map UV(UVマッピング)ノードが Bilinear(バイリニア)と Bicubic(バイキュービック)補間に対応しました。(bc7412860a)

  • 2Dベクトル画像のメモリ消費量が減り、処理が高速化。(0e304c813c)

  • Z Combine(Z合成)ノードが Depth Combine(深度で合成)にリネーム。 (b35971ad08)

    旧

    新

  • Composite(コンポジット)ノードが削除され、Group Output(グループ出力)ノードで置き換えられました。これは最初の入力がカラーソケットでなければならず、他の入力は無視されます。(e34e6373b6)

    Group Output(グループ出力)ノード
    Group Output(グループ出力)ノード
  • File Output(ファイル出力)Map UV(UVマッピング)Corner Pin(コーナーピン)Plane Track Deform(平面トラック変形)Bokeh Blur(ボケブラー)ノードが、移動を考慮するようになり、関連入力は移動時にクリッピングされます。(c3688f7bb7)

  • File Output(ファイル出力)ノードがユーザーエクスペリエンス向上のため再設計されました。(68dc278fe5)

    • リンクのドラッグによる新規入力作成に対応。
    • 憶測をなくすよう、最終的な画像のパスが UI に表示されるように。
    • ベースパスがディレクトリとファイル名に分割されました。
    • ソケットタイプはノード上で設定されず、変更もありません。
    • その他 UI の改善。
  • 大半のノードが、メニューオプションを入力として公開するように。(#149a47ba57)、(#3b1faf7594)、(e9638b4a0a)

  • File Output(ファイル出力)ノードが、アニメーションのレンダリング時のみ画像名にフレーム番号を付加するように。

    • コマンドラインからのレンダリングでは常にアニメーションのレンダリングになるため、挙動に変更はないものと思われます。
    • render.render() オペレーターで animation=False でレンダリングしている場合、挙動に変更が見られますが、この設定を True にし、start_frameend_frame を設定すれば古い挙動に戻ります。
      最後に、名前に #### を付加することで、静止画像のレンダリング時もフレーム番号の代わりになります。(b10d767c4e)
  • Alpha Over(アルファオーバー)ノードの入力名が Background(背景)と Foreground(前景)になりました。(9a2c7f334b)

  • Bokeh Blur(ボケブラー)ノードの Size(サイズ)入力がピクセル数による設定に。(5462d90fa8)

  • Color Balance(カラーバランス)ノードの Lift/Gamma/Gain(リフト/ガンマ/ゲイン)モードが、リニア空間で処理するように。(a113121562)

  • Color Correction(色補正)ノードの Lift(リフト)入力が、Offset(オフセット)にリネーム。(f113af51ab)

削除

  • Normal(ノーマル)ノードの Dot(内積)出力が削除されました。代わりに Vector Math(ベクトル演算)の Dot Product(内積)を使用してください。(9e0e76f8ab)

  • Texture(テクスチャ)ノード(入力)が削除されました。代わりに様々なプロシージャルテクスチャノードを使用してください。(383c8860a2)

  • ノードエディター内の "Use Nodes"(ノードを使用)が削除されました。(d88d4cc8ce)

  • Composite(コンポジット)ノードが削除されました。代わりに Group Output(グループ出力)ノードを使用してください。(e34e6373b6)

  • Displace(ディスプレイス)ノードの Scale(スケール)入力が削除されました。(92be913a2a)

互換性

多数のノードがBlender 4.5 LTS で廃止予定になり、Blender 5.0で完全に削除されました。

  • Gamma(ガンマ)ノードが削除されました。代わりに対応するシェーダーノードを使用してください。実際には CompositorNodeGammaShaderNodeGamma で置き換えられました。(d803ee4c79)

  • 4.5で廃止予定になっていた大半のノードオプションが削除されました。(498a2e5bcd)

移行メモ(英文)に、4.5から5.0への移行についての情報があります。


Blender Foundation の文書を翻訳、ライセンスは CC-BY-SA 4.0 Int にて公開