元記事:Video Sequencer - Blender Developer Documentation
シーケンサーが、もうウィンドウ内のアクティブシーンをそのコンテキストに使用しなくなり、代わりに"Sequencer Scene(シーケンサーシーン)を使用するようになりました。これはワークスペース毎に保存されるシーンへの参照です。
シーケンサービューのヘッダーに、シーンのセレクタが追加されました。プロパティエディターでは、"Tool"(ツール)プロパティ→ "Workspace"(ワークスペース)→ "Sequencer Scene"(シーケンサー)シーンにプロパティがあります。
この外部参照により、シーケンサーがアクティブなシーンに依存しなくなり、特に複数のシーンストリップでの作業時、3Dビューポートでそれらが参照するシーンをプレビューする場合に役立ちます。シーンタイムの同期の項も参照してください。(PR#140271) を参照してください。(PR#140271)
注意として、5.0のデフォルトでは新規シーケンサーシーンの作成(VSE シーケンサービューヘッダー内に表示)時、アクティブシーン(Blender ウィンドウのヘッダーに表示)が、新規作成されたシーケンサーシーンと一致するよう更新されます。この状態で解像度などの Output(出力)プロパティを調整すると、VSE の編集に正しく反映されます。これは大半の簡単な用途での後方互換性を保証するためです。
シーンアセットが "Add"(追加)→ "Scene"(シーン)メニューに表示されるように。これらのアセットは採用可能な「シーンテンプレート」の作成に利用できます。シーンアセットの作成は、シーンセレクタ上で右クリックし、"Mark as Asset"(アセットとしてマーク)を選択します。そのアセットのあるファイルを、アセットライブラリに保存することもできます。
"Add"(追加)メニュー内には、カタログを使用し、サブメニューを作成してまとめることができます。(PR#141213)
"Add"(追加)→ "Scene"(シーン)の "New Scene"(新規シーン)オプションが "Empty Scene"(空のシーン)になりました。もう常にアクティブシーンの設定をコピーする代わりに、アクティブシーンストリップの設定をコピーすることはなくなりました。(PR#144069)
「コンポジター」ストリップモディファイアーを追加 (73fcbaf7c4)。このモディファイアーはコンポジティングノードツリーを使用しており、コンポジターエディターを "Sequencer"(シーケンサー)に変更することで編集可能です。なお、現在の VSE のコンポジターモディファイアーは常に CPU コンポジターを使用します。
コンポジターモディファイアー
ストリップモディファイアーの "Add"(追加)メニューが、検索、サブメニューに対応し、将来的にアセットのリストを拡張可能なポップアップメニューを使用するように更新されました。(PR#145981)
ストリップモディファイアーの UI が(オブジェクトモディファイアー同様の)ドラッグアンドドロップ可能なパネルを使用するように。Mask Input(マスク入力)設定もサブパネル内に移動しました。(PR#145367)
全ストリップモディファイアーにアイコンが付きました。(491a39b0c6)

[Shift]+[A]キーによるストリップ追加がマウス位置に追加するようになり、さらに直後から移動可能に。これはこのオペレーター内のMove Strips(ストリップを移動)オプションの使用により、デフォルトで有効になっています。(PR#138382)
Text(テキスト)ストリップの文字列長がもう512バイトで制限されなくなりました(訳注:動的バッファなので基本メモリの許す限り)。(PR#140733)
テキストストリップが画像全体サイズではなく、テキスト境界の周囲にバウンディングボックス(選択とスナップ用を含む)を表示するように。(PR#140420)
再生とフレーム範囲コントロールのある新しいフッター領域。(35bcbad7e9)

複数の画像をドラッグアンドドロップまたはファイルブラウザーからまとめて追加可能に。(PR#143974)
ツールバーに Slip(スリップ)ツールを追加、クリックとドラッグでスリップ可能に。これはキーボードが使いづらいタブレットで便利です。(PR#143513)
複数のストリップや画像をプレビュー領域でコピー&ペースト可能に。(PR#143371)
Histogram(ヒストグラム)スコープが HDR コンテンツ用に改善されました。1.0より上の値が表示可能に、表示中の水平・垂直ズームのアスペクト比のロックを解除しました。(PR#143537)
"Insert Keyframe"(キーフレームを挿入)、"Insert Keyframe with Keying Set"(キーイングセットでキーフレーム挿入)、"Change Keying Set..."(キーイングセットを変更...)、"Clear Keyframes"(キーフレームをクリア)、"Delete Keyframes"(キーフレームを削除)オペレーターが VSE プレビューに追加されました。(PR#140107)、(PR#141106)、(PR#140385)
Pie Menu on Drag(ドラッグでパイメニュー)が VSE プレビューでのキーフレーム追加に使用できるように。(PR#144573)
Waveform(波形)、RGB Parade(RGBパレード)、Vectorscope(ベクトルスコープ)の見た目を改善、すべてのポイントが個別にレンダリングされるようになり、元ピクセルの色相が少し残るように。(PR#144867)


プレビュー内でのストリップ貼り付け時、デフォルトでマウスカーソル位置にてセンタリングされるように。この挙動は[Ctrl]+[Shift]+[V]キーで無効化できます。(PR#145008)
Video Editing(ビデオ編集)テンプレートが更新されました。無関係な要素を隠した、より効率的な UI になり、デフォルトシーンは "Edit" と呼ばれるようになりました。(4bc240696e)
Waveform(波形)、Vectorscope(ベクトルスコープ)、Show Overexposed(露出オーバーを表示)の表示が完全に GPU で行われるようになり、非常に高速化されました。(PR#144867)
ヒストグラムスコープが2倍から6倍、特に高解像度や HDR コンテンツで高速化されました。(PR#143175)
プリフェッチがデフォルトで ON になり、設定が VSE プレビューエリア設定から、タイムラインのサイドバー内の Cache Settings(キャッシュ設定)に移動しました。(#139635)
プリフェッチエリアがプレビュー範囲から設定可能に。(#139635)
プリフェッチがループに対応、最終フレームに達すると最初のフレームからプリフェッチを開始します。(#139635)
4.2以前のストリップハンドル調整を使用するプリファレンス設定が、新しい「ハンドル調整」システムの実装により削除されました。(PR#140031)
現在の "Duplicate"(複製)オペレーターを置き換える、新しい "Duplicate Linked"(リンク複製)オペレーター。現在、この "Duplicate"(複製)オペレーターは、参照 ID の複製を作成します。これは現在シーンストリップ、動画クリップストリップ、マスクストリップで起こります。この新しい挙動は、Blender の他の部分との整合性があります。(PR#144138)
Transform(トランスフォーム)エフェクトが削除されました(ストリップのトランスフォームセクションと同じことをするため)。既存のトランスフォームエフェクトのあるファイルの読み込み時は、トランスフォームをストリップのトランスフォームとサイズ0のガウシアンブラーエフェクトの組み合わせで置き換えます。(PR#147003)
ストリップモディファイアーがストリップのトランスフォームが適用される前に実行されるように。これは特に大きくスケールが変化している時に、ストリップの見た目が少し変わる可能性があります。ストリップマスクは従来通り、グローバルとスクリーン空間で継続して適用されます。(PR#146181)