Blender LTS(長期サポート)シリーズの4.2の最新版の4.2.12が7月15日付でリリースされています。

 このシリーズではバグ修正が主となっており、新機能や変更はほとんどありません。それぞれのダウンロード、修正と変更のリストは下記からアクセスできます。

https://www.blender.org/download/lts/

 以下は上記の修正リストの翻訳です。

■Blender 4.2.12

https://www.blender.org/download/lts/4-2/


  • Cycles BVH2: "Use Spatial Splits"(空間分離を使用)使用時、ポイントクラウドが正しくレンダリングされない。[#138509]
  • Image(画像)エディターで動画を開いた後に保存すると Blender が動画を壊してしまう。[#140375]
  • (デバッグビルドで)レンダリング時にアサートが表示される。[#139918]
  • “Connected Only”(接続のみ)でプロポーショナル編集中、メッシュの一部が無視される。[#139828]
  • oneAPI: barbershop シーンにてアーティファクトがレンダリングされる。[#141171]
  • (自動キーフレーム時に)オブジェクトとその子を非表示化にすると、親のみキーフレームが挿入される。[#136372]
  • VSE: Python から Cross Face(クロスフェード)のソースを交換するとクラッシュする。[#140885]
  • VSE: レンダリング解像度が小さい時、一部のストリップが間違って下のストリップを隠してしまう。[#139552]

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